『壜の中の手記』につづく、創元推理文庫で二冊目のジェラルド・カーシュ短篇集である。 『廃墟の歌声』というタイトルではかつて晶文社から単行本が刊行されており、こんかいはその文庫化だが、単純な再刊ではなく、 間瀬純子は1996年にデビュー。 寡作ながら、井上雅彦編の《異形コレクション》や雑誌〈ナイトランド・クォータリー〉に作品発表をつづけており、慧眼の読者が注目している書き手である。 本書の解説を担当した岡和 本社ビルの上層階。 直列6気筒エンジンのサルーンを飛ばし、役員会議へ1番乗りで到着する。 ドアが見える席を選べば、ライバルの様子を観察できる。 テーブルへ、用意した資料を丁寧に並べる。
先に入室した余裕で、会