公募小説賞の原稿を読むようになってかれこれ四十年。
ほとんどの応募作はすぐに忘れてしまうのだが、何年かに一度、強烈な印象を残す作品がある。 第12回新潮ミステリー大賞優秀賞に輝いた本書、九能式尚『名探偵の 日本企業を海外資本が買収、と聞いて思い浮かぶのは、あまり良いイメージではない。
過度な成果主義の導入、不採算部門の容赦なきリストラ、あるいは利益目的の転売とか。 でもJリーグ初の外資による買収劇は少し様子 10月27日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『カフネ』が獲得した。 第2位は『汝、星のごとく』、第3位は『ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編5』となった。 4位以下で注目は5位に初