私たちは普段、科学などの合理的・論理的な考えによって行動していると信じています。 しかし、文化人類学者の磯野真穂さんは、新著の中で、現代の資本主義社会を生きる私たちも「知らず知らずのうちに社会が立ち上げ ある日突然始まる親の介護。 遠距離でのサポートや仕事との両立に追われるなかで、老いた親の姿から「自分もいずれ同じように家族へ負担をかけてしまうのではないか」と強い危機感を抱くことも。 子どもの成長や親の高 短編の名手。 そう聞かれた時に真っ先に名前が浮かんでくる作家が、一穂ミチ氏である。 日常の中にある小さなノイズや秘密から著者が紡ぎ出す物語は、思いがけない方向に心を羽ばたかせてくれる。 『たぶん、恋しい』(