物語に登場する悪役は、ときに主役以上に魅力的だ。 主人公の前に立ちはだかり、恐怖や絶望を与えながらも、なぜか目を離せない… その存在感ゆえに、作品を見終えたあとも強く記憶に残るのは、むしろ悪役のほう 狩野 晃一(明治大学 農学部
教授) 今日、英語は国際語として特別な地位を占めています。 しかし、その英語もまた、かつては社会階層のなかで揺れ動く一言語にすぎませんでした。 たとえば『カンタベリ物語』で 松本零士さんの『銀河鉄道999』は、主人公の少年・星野鉄郎が謎の美女メーテルとともに、銀河超特急999号に乗って宇宙を旅する壮大なSF物語である。 鉄郎は機械の体を手に入れるため長く過酷な旅に出るが、